海外で育つ子が、日本語を「話せるのに読めない」とき
家では日本語で話せるし、おじいちゃん・おばあちゃんとのビデオ通話もできる。それなのに、絵本のひらがなは読めない。海外で日本語を育てているご家庭では、よくある悩みです。学校では英語やドイツ語などで読みを習うので、日本語の読みを教える人が、身のまわりにいません。
話せることと、読めることは別のスキル
話しことばは、毎日の会話の中で自然に身につきます。読むことは、それとは別に「文字を見て、ことばとして認識する」練習が必要です。日本語を使う環境が家庭の中だけだと、この練習の機会はどうしても少なくなります。足りないのは日本語の力ではなく、読む練習の回数です。
はじめの一歩は、ひらがなをすらすら読むこと
漢字は後からで大丈夫です。まずはひらがなだけの短いことばを、ひとつの形としてぱっと読めるようにします。
- ひらがなだけで書かれた、知っているお話から始める(ももたろう、うらしまたろう、いっすんぼうし など)
- 1文字ずつ拾わず、ことばを「まるごと」見る
- 同じことばに何度も出会う(くり返しが「ことばの形」を覚えさせます)
おうちでできる、1日10分の読み練習
- 短く、毎日。 長い時間を週に1回より、10分を毎日のほうが続きます。
- 知っているお話を使う。 内容がわかっていると、読むことだけに集中できます。
- まちがいを責めない。 読めたことを一緒に喜び、読めなかったことばは次の日にまた出会わせます。
- 補習校の宿題の前に。 ウォームアップとして使うと、宿題への抵抗が減ります。
ABC Smash でできること
ABC Smash は、ことばをたたいて「読む力」を育てるゲームです。ことばが画面を飛びかい、ルールを読んで、合うものだけをキャッチします。
- 日本の昔話のことばで遊べる。 ももたろう、うらしまたろう、いっすんぼうし、おに、かっぱ、てんぐなど。
- 漢字ゼロ、ひらがなだけ。 五歳でもそのまま読めます(※「助詞」のレッスンだけは漢字まじりの文で、少し大きくなってから向きます)。
- よく使うことば250語の読みの旅。 覚えたことは次に出てくる回数が減り、あやふやなことばは早く何度も戻ってきます。
- 広告なし・登録なし・完全オフライン。 飛行機の中でも、おじいちゃんの家でも。
- 特別支援教育の専門家と開発し、読みを学んでいる子どもたちとテストしました。
できないこと:ひらがなの文字そのものを一から教えること、書く練習(書き取り)、漢字の学習、会話の練習は、このゲームの範囲外です。ひらがなの読み方をひと通り知っている子が、ことばをすらすら読めるようになるための練習です。補習校や日本語の本、ご家庭での会話と組み合わせて使ってください。
よくある質問
何歳から使えますか?ひらがなをひと通り読めるようになった五歳ごろから、小学校低学年が目安です。ひらがなを一から覚える段階では、先に絵本やひらがな表などで文字に慣れてからが向いています。
日本語を話せない子でも使えますか?読みの練習が中心なので、話せる子のほうが楽しめます。話せない場合は、日本語を学ぶ手段としてではなく、読みの補助として考えてください。
補習校の代わりになりますか?なりません。補習校の学びを補う、おうちでの短い練習として作っています。
インターネットがなくても遊べますか?はい。一度開いたあとは、完全オフラインで遊べます。
